さくらには左腕に生まれつきあざがありました(親は全く認識しておらず…)
時間は少し遡りますが、3~4か月検診の時のことです。
体重や発達のことばかりに目が向いていたので、保健士さんの言葉にびっくりしたのを憶えています。
言われてよくよく見てみると、確かに黒っぽいような青っぽいような箇所が左腕にありました。場所も腕の内側ではなく外側だったので見えづらかったのです。
帰宅後、夫に報告し、インターネットで検索検索…
そして「とりあえず行ってみよう」と紹介された皮膚科を受診することにしました。
受診した皮膚科の先生からは、
- 身体にあざがある赤ちゃんはけっこう多いこと
- あざの色、大きさは様々であること(赤・青・茶・黒色などがあるそうです)
- 成長と共に皮膚が伸びて目立たなくなる人もいるが、目立つあざとして残る人もいること
- 治療をするなら皮膚が薄い赤ちゃんのうちがいいこと
- 保険適用可能であること(5回まで)
などを説明していただきました。
さくらのあざは、大きくはないけれど場所が腕という人目につきやすい場所であることから治療することを勧められました。
私たちも「将来、さくらが嫌な思いをしないように」とあざを消していただくことに決めました。
治療の流れ
①麻酔をする(シールのようなものを貼り付け、しばらく待機)
初回は体調に変化がないかをチェックするために病院で貼り付け・待機しましたが、2回目はもらって帰った分を事前に自宅で貼り付けし、時間を見計らって受診。待機時間はなしでした。
※うろ覚えですが待機時間は1時間ほどあったような…?
「異変があった時にすぐ戻ってこれるのなら車に居てもいい」と看護師さんに言われたの で、駐車場で待機しました。
動きたがる乳児連れで1時間待機は辛かったので、これがかなりありがたかったのを憶えています。
②レーザー照射
痛みがあるのか、びっくりしているだけなのかは分からないけれど、さくら大泣き…
注射と同じで動かないように抑えつけられるので怖いですよね。
恐怖心を憶えないためにもレーザー治療は乳幼児期の方がいいそうです。
③3か月後に再び照射する
この繰り返しで治療する予定でしたが…
2回目のレーザー治療後に家庭の事情でお引越し
治療途中で引っ越すことになりました。
途中まで頑張っているので当然治療を続けるつもりで引っ越し先の皮膚科を調べてみると、市内でレーザー治療対応の皮膚科は1件のみ…
「こんなに少ないの⁉」と驚きました。
選択の余地がないのでもちろん受診したのですが、先生と反りが合わず(泣)
前にも言った通り、さくらのあざはそれほど大きくありません。
あざを見た先生から
と、大きく目立つあざがある方々の写真を見せられました。
確かにさくらの治療は「将来の見た目」を気にしたもので、必要性からすると低いと思います。
ですが、他院で治療途中であることや紹介状も持ってきているのに、いかにも面倒くさそうに言われて悲しくなるやら腹が立つやら…
紹介状を返してもらい、この日は何もせずに帰りました。
再度の病院さがし
再度範囲を広げて調べてみると、2つ隣の市(高速道路を使って20分くらい)にも乳幼児のあざ治療をしている皮膚科がありました。
女医さんがしている医院で美容外科もあったので「ここなら大丈夫かな」と予約を取ることに。
行ってみると、
と実にあっさりしたもので、身構えていた私はとてもほっとしたのを憶えています。
少し遠いけれど3か月に1回だし…とこちらで残りの治療をお願いすることにしました。
結局こちらの皮膚科で2回レーザー照射していただき、計4回で治療を終了。
保険診療内でほぼ分からないまでに薄くなりました。
7歳になった今ももちろん「あざって何処にあったっけ?」と思うくらい分からないし、さくら本人も治療のことは全く憶えていません。
だんだん外見を気にするようになってきたさくらを見ていると、治療してもらって良かったなと思います。
まとめ
さくらの場合は「目立つ場所にあるから」という理由で治療を勧められましたが、あざの種類や出来ている場所によっては成長の妨げになることもあるそうです。
まずは受診して医師の説明を聞いてみるのがいいかと思います。
もし治療をするのなら、
- 皮膚が薄く、レーザーが届きやすい
- 外での活動が少なく、日焼けしていない(日焼けしているとレーザーが届きにくい)
- 物心がつく前で記憶に残りにくい
- 照射範囲が狭くて済む
これらの理由から乳幼児期に治療することが推奨されているようです。