妊娠37週3日目…計画出産の日を迎えました。
緊張・不安・ドキドキ…色々な思いで前夜はあまり眠れませんでした。
午前8時半頃、産婦人科に到着。
・すぐに診察を受け、その後浣腸をされる(覚えている限り人生初)
→助産師さんから「もう限界‼ってくらいギリギリまで我慢してね」と言われたけれど、けっこう早めに「もう無理‼」と便器に座ってしまいました~
午前9時過ぎ
・陣痛促進剤の点滴開始。「もうすぐ陣痛がくる」と不安Max。
ちなみにこちらの産婦人科はすべて個室で、入院の段階から夫と初孫の誕生を待ちかねている義母も付き添いで来ていました。
午前11時頃
・徐々に痛みが出てくる。
・ちょこちょこ様子見にやってくる助産師さんの内診が悶絶級に痛い。
・今日に限ってスマホを家に忘れたらしい実父が、仕事の合間に一旦様子を見に来院。
午後12時頃
・お昼ご飯が出るが、痛みであまり食べられない。
・胎児の心拍がおかしい❓→助産師さんが頻繁に見に来る(赤ちゃんは無事なのかと不安になりました)
たぶん午後1時前(この頃から時間を気にする余裕ゼロ)
・「いきみたい感じがある」と訴えるとLDRに移動となる。
(LDRとは、陣痛・分娩・産後の回復までを過ごせる部屋のことです)
・「旦那さんに側に来てもらいますか❓」と助産師さんに聞かれるも拒否。
(気遣う余裕なんてないし、陣痛で凄い形相になっているのを見られたくなかった為)
・陣痛の波が恐怖でしかない(激痛が「来る‼」と分かるので身体がこわばってガチガチになり、助産師さんたちに「深呼吸!」と言われる)
たぶん午後1時半頃
・いきむ練習をする。
・先生が部屋に入ってくる→いよいよ分娩開始!
・いきみ方が下手すぎて苦労する…
(お尻を台に着けて!とか、目は開けて!とか言われたように覚えています)
たぶん午後2時過ぎ
・ピコーンピコーンと警報音のようなものが鳴り、先生に「赤ちゃんが苦しそうだから、次のいきみ一回で出すよ‼」と言われる(会陰切開される)
・助産師さんたちにお腹を押されながらいきんで出産‼
体重2400gの女の子が誕生!(予想通り女の子でした)
先生曰く「産声がすごく大きい」とのこと。助産師さんたちからは「白いね~、いかにも女の子って顔してる」と言われました。
私はもはや放心状態(笑)
すぐに赤ちゃんを見せてもらいましたが、無事生まれたことに安堵したり、「この子がお腹の中にいたんだ…」と不思議な思いを抱いたほかは、目や耳に膜がかかったような心地がして…
義母や仕事を終えてやってきた実母もLDRに入ってきて赤ちゃんと対面していましたが、私はそれをぼーっと眺めていました(←この貴重な瞬間をもっとしっかり見ておけばよかった‼と後々後悔…)
しばらく経ってようやく、夫の目が赤くなっていることや母たちが涙ぐんでいることに気付き、私もまたこみ上げるものがありました。
とにかくあの痛みから解放されたことに心底ほっとして…
ぼーっとしている間に後産や会陰の縫合などの処置をしてもらいました。
処置をしてくれながら、普段あまり喋らない先生が「綺麗に縫うから安心してね」とか「あっち(妊娠初期に通っていた産婦人科)の先生にも無事生まれたって伝えておくね」とか、色々話してくれたことを覚えています。
あと、どの時だったか覚えていませんが急にバシャーっと何かが出てきて、助産師さん達がざわついたことがありました。どうやら出血だったようです。
後ほど母子手帳の出産時のページを見たら「出血量:中量420㎖」と書かれてあったので、この時のことかなぁと思います。
腕に抱いていた赤ちゃんが急におしっこをして右腕はびしょびしょ、左腕は点滴❓の針が何かの拍子に外れて血だらけ、下からも出血、と着ていた産衣はなかなかの有様でした~
私がLDRで休んでいる間、夫や母たちは新生児室前で保育器に入っている赤ちゃんを見ながらわいわい話していたそうです。
しばらく休憩したのち、車椅子で部屋に戻り夫と会いました。
が、何やら夫の様子が変。ひどくぼーっとしている…
どうしたのか聞いてみると、どうやら出産時の私の様子に衝撃を受けた模様…
「出産を甘く見ていた」「息が止まる思いだった」などなど。
夫がLDRに通されたのは生まれる直前だったけれど、その短い時間でも感じるものが色々とあったようです。
あまりにもぼーっとしているので、「もう帰って休んだら❓」と声をかけ、帰ってもらいました。
その後は実母や連絡を受けてやってきた兄夫婦、実父も来て賑やかでした。
赤ちゃんはギリギリ未熟児の分類に入る体重だったため今日は保育器で過ごし、私は21時頃まではベッドから出ないようにと言われていたため動けず。
産後の興奮のためか、疲労困憊なのになかなか眠れない夜を過ごし、人生でも忘れられない1日を終えました。
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