支出を減らす

【絶対やるべき】お金を貯めるなら家計簿管理は必須な理由

この記事はこんな人向け
  • お金がなかなか貯まらない
  • お金を月にいくら使っているかわからない
  • 借金がある

あなたは毎月貯金できていますか?

今貯金できていなくても、将来働けなくなったときに、年金だけで生活していけるか、不安に思いませんか?

毎月思うように貯金ができない人は、

  • 無駄遣いが多い
  • 収入が少ない

といった特徴があります。

ぼくは貯金せずに、どんどんお金を使うタイプです!

このように考えている人は、この記事は役に立たないかもしれません。

しかし、

わたしは貯金したいのに、ぜんぜん貯まらないの…。

という人にとっては、参考になるポイントがあると思います。

結論から言うと、貯金をするために1番大事なことは、収入と支出を把握するために家計簿をつけることです。

収入が少なくても、貯金できます。

毎月の収入と支出がわかれば、貯金をするための計画を立てることができます。

この記事を読むと、

  • 家計簿管理が必要な理由
  • 家計簿のメリット
  • 簡単!家計簿管理におすすめなアプリ
  • 貯金をするための計画の立て方

がわかります。

家計簿管理が必要な理由

家計簿って、いちいちつけるの面倒じゃないですか?

確かに、1度もやったことがない方はそう感じる気持ちもわかります。

わたしも最初は面倒だと感じていて、家計簿をつけ始めても、すぐ挫折してしまった経験があります。

振り返ってみると、面倒だと感じる原因、そして家計簿が続かない原因は、家計簿をつける目的がないからだと気づきました。

「なんとなく必要だと思うから」という理由で家計簿をつけていても、面倒くさくなってきて、やる気がなくなってしまいます。

まずは、家計簿をつける目的を頭に入れておきましょう。

家計簿をつける目的

家計簿をつける目的は、

  • 毎月貯金するために、
  • 収入と支出を把握して、
  • (収入ー支出)> 0円となるように調整する

です。

貯金をするためには、「(収入ー支出)>0円」とならなければいけませんよね。支出が収入を下回っているかどうかは、家計簿をつけなければ把握できません。

何となく頭で計算している人は、要注意です。人は、収入が上がると、生活レベルも自然と上がります。

収入と支出を把握できていないと、いつまで経っても貯金は増えません。それどころか、生活費が上がり、将来への不安は更に大きくなります。

将来のためにしっかりと貯金するためには、家計簿管理は必須です。

家計簿のメリット

家計簿のメリットを知ることで、家計簿をつけるモチベーションを上げることができます。

ここでは、家計簿のメリットを4つ紹介します。

  • 毎月の支出を把握できる
  • 節約するポイントが見えてくる
  • お金の使い方を意識するようになる
  • 貯金を増やす計画を立てられる

毎月の支出を把握できる

「(収入ー支出)>0円」にするためには、支出を把握しなければなりません。

家計簿をつけることで、毎月の支出を把握することができます。

支出を把握できていないと、貯金ができないだけでなく、気がつけば赤字になっていた、なんてことにもなりかねません。

何にいくらお金を使っているのかをしっかり把握しましょう。

節約するポイントが見えてくる

何にいくらお金を使っているかを把握できると、無駄な支出に気が付きます。

例えば、ほとんど利用していないサブスクや、高すぎる携帯料金、コンビニでの無駄遣いなどです。

お金は、価値あるものに使うべきです。

無駄遣いはすぐに減らしましょう。

お金の使い方を意識するようになる

家計簿をつけ始めると、自然と無駄遣いを避けるような行動を取るようになります。

例えば、いつもコンビニでお酒やスイーツ、雑誌などを手に取って買ってしまっていたけど、「スーパーで買ったほうが安いから、コンビニで買うのは我慢しよう」と考えるようになります。

家計簿をつけると、毎月貯金できる金額がはっきりわかるようになるので、それがモチベーションアップに繋がります。

貯金を増やす計画を立てられる

毎月の収入と支出がわかれば、毎月いくら貯金できているかがわかります。今貯金できていなくても、支出を見直せば必ず貯金できます。

家計簿をつけていないと、貯金を増やそうにも、節約するポイントがわかりませんし、自分で気づいていない無駄遣いを見逃してしまいます。

家計簿をつけていれば、貯金を増やす計画は簡単に立てられます。

簡単!家計簿管理におすすめなアプリ

家計簿をつける目的・メリットはわかった!

でも、毎日つけるのは面倒だし、忘れちゃう…。

大丈夫です。

家計簿アプリを使えば、毎日付ける必要はありません。

銀行口座とクレジットカードを登録するだけで、半自動的に家計簿管理をすることができます。

家計簿アプリは、世の中にたくさんありますが、特におすすめなのは、「マネーフォワード ME」です。

「マネーフォワード ME」では、クレジットカードを紐付けると、支払い履歴から自動で家計簿を作成してくれます。

支出の種類(食費や日用品など)の仕分けも自動的におこなってくれるため、基本的に自動仕分けで間違いがあったときだけ、修正すればOKです。

クレジットカード以外にも、電子マネーを紐付けることもできます。

同様に、自動で家計簿を作成してくれるため、非常に楽です。

現金払いだけは、手動でつけなければなりませんが、最近は現金払いも減ってきましたし、ほとんど必要ないと思います。

半自動的に家計簿をつけてくれるなら、そんなにハードルは高くありません。ぜひ、この機会に家計簿を始めてみてください!

貯金をするための計画の立て方

家計簿をつけ始めたら、いよいよ貯金をするための計画を立てます。

以下のステップで計画を立てましょう。

1. 収入−支出がいくらかを知る

まずは現状の貯める力を把握しましょう。

2. 毎月の目標貯金額を決める

次に、目標貯金額を決めます。

支出が収入を超えている人は、まず収入=支出を維持することを目標にしましょう。

貯金をする前に、家計が赤字にならないこと、借金を返済することが最重要課題です。

家計が黒字の人は、毎月貯金したい金額を決めましょう。

貯蓄率という指標をもとに、考えることをおすすめします。

貯蓄率とは、

貯蓄率=(収入ー支出)÷ 収入 × 100(%)

で求めることができます。

例えば、毎月の収入が30万円で、支出が18万円の人の貯蓄率は、(30-18)÷30×100=40% になります。

この貯蓄率の目標は、最低でも10% にしましょう。

3. 支出を固定費と変動費に分ける

毎月の目標貯金額が決まったら、次は行動プランです。

支出を分解して整理し、何を削れるか調べましょう。

支出は、固定費と変動費に分けて考えます。

固定費
毎月決まった金額を支払っている支出。(例:家賃、ガス代、水道代、電気代、携帯料金、通信費、サブスク、保険など)

変動費
金額が毎月異なる支出。支払いのない月があったりするものも変動費に含まれる。(例:食費、衣服、美容、娯楽など)

4. 固定費を見直す

まず見直すべきなのは、固定費です。

家賃

必要以上に払いすぎていませんか?

例えば、物を減らすことで、生活に支障が出ることなく、部屋数や部屋の広さをグレードダウンできるならば、家賃を下げることができるかもしれません。

また、家賃相場の低い場所に引っ越したりするのも手です。

そして、長く住んでいるのであれば、家賃交渉も考えてみてください。

家賃交渉については、こちらの動画が参考になります。

両学長 リベラルアーツ大学

ガス・電気代

ガス代や電気代は、自由化が進んでいるため、一つにまとめたりすることで安くなります。

手続きもインターネットから簡単に済ませることができるのでおすすめです。

比較サイトなどを利用して、今よりも安くなるところを探して乗り換えちゃいましょう!

携帯料金・通信費

最近は、昔に比べ、携帯料金が平均的に下がってきましたね。

しかし、まだ5,000円以上もの料金を払っている人がいるのではないでしょうか。

携帯料金については、生活水準をほとんど下げずに料金を下げることができます。

楽天モバイルなどの格安SIM会社を検討してください。

手頃な価格でも、すとれすなく携帯を使うことができますよ!

通信費についても、携帯のテザリング機能を使うことで、別途通信会社と契約しなくてもいい人はたくさんいると思います。

テザリングがよくわからないという方は、インターネットで検索してみてください。

サブスク

Amazon Prime や Youtume Premiumなど、サービスに対して毎月または毎年一定の金額を支払っているものはありますか?

本当に価値のあるものは、そのままでOKですが、価値のないと判断したものはすぐに解約しましょう。

最近通っていないジム代、ほとんど利用することのなくなったAmazon Prime、知らないうちについていた携帯のオプションなど…家計簿をつけることで初めて気づくものもあると思います。

それこそ無駄遣いなので、すぐに解約しましょう。

保険

必要以上に加入している保険は解約しましょう。

貯蓄型保険は、基本的に不要です。投資と保険は別で考えるべきです。

5. 変動費を見直す

食費や日用品などについては、無理のない範囲で節約しましょう。

固定費の節約がしっかりできていれば、変動費は無理に見直す必要はありません。

ただし、世の中の平均よりもかなり高い支出担っている場合は、一度見直してみましょう。

まとめ

ここまで、貯金をするには家計簿管理が必要だということを解説してきました。

  • 確実に貯金をするには、家計簿管理が必須
  • 家計簿をつけると、節約ポイントが見える
  • 目標貯金額を設定して、無駄遣いを減らそう

この記事にあるとおり実践すれば、誰でも貯金額を増やすことができます。

簡単なところからでいいので、実践していきましょう!

この記事のおさらい

家計簿をつけることのメリット4つは?


・毎月の支出を把握できる
・節約するポイントが見えてくる
・お金の使い方を意識するようになる
・貯金を増やす計画を立てられる


貯金計画5つのSTEPとは?


①収入−支出がいくらかを知る
②毎月の目標貯金額を決める
③支出を固定費と変動費に分ける
④固定費を見直す
⑤変動費を見直す


おすすめの家計簿アプリは?


マネーフォワード ME